ポスターok

きっかけはやはり撮影で解体の進む丸の内東京中央郵便局の窓から見えた工事用仮囲いの東京駅舎をみたことからだった。

我々の見慣れた三角の屋根は実は1945 年の東京空襲で焼失そして応急工事で1947 年に出来上がったものだと知ったのは

撮影を開始してからだった。

熱で曲がった天井の梁、朽ちたレンガ、窓ガラスやフレームは静寂と沈黙に迫る工事の駅舎のなかで戦災の傷跡を私に伝えた。

この工事が終えると丸の内東京駅にはやっと戦後がやってくる。

この歴史的復原工事の経過と過程に深くかかわれたことに大感謝。

復原なった東京駅舎を訪れる多くの人々の笑顔をみて復原への決意と遂行にかかわった多くの方々にお疲れ様と言いたい。

この2008 年から2012 年までの記録の写真にこんな時代もあったのだと記憶になればうれしいです。

h.Suzuki